2012年11月7日水曜日

人待ち顔

吹屋の町のベンガラ格子の中で、じっとしたまま通りを見つめていました。飼い主の帰りでも
待っているのでしょうか。なんだか寂しそうです。すぐ近くでカメラを構えている私を見ようとも
しませんでした。


コンタックスN1 24-85mm f5.6 オート フジクロームベルビア

2012年11月6日火曜日

キンクロハジロ

キンクロハジロの雄が一羽だけで小さな溜池にいました。岸には葦の穂花が深まる秋を感じ
させてくれています。群れでいることの多いキンクロハジロですが、たまに単独行動をしている
処を見掛けます。鳥にも変り者がいるのでしょう。静かな時が流れていきます。


ニコンF6 80-400mm f5.6 オート フジクロームベルビア

2012年11月5日月曜日

孤空

仏教山の頂上には南無妙法蓮華経などが刻まれた四面の石塔が在るだけでした。立枯れた
松が数本あるのが印象的です。仏教山の由来は尼子氏が隆盛の頃、十二の薬師如来堂を建
てたところからきていますが、『出雲国風土記』にカンナビと記された山が湖を囲むように四か所
あり、出雲郡のこの山は神名火山と記されていました。カンナビは神の隠れこもれると云う意味
で神域として、あるいは禁足地だったかもしれません。枯れ枝に止まる鳶が何かを語っているよ
うに想いました。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400


2012年11月4日日曜日

簸川平野

仏教山から望む簸川平野です。山の上から望む簸川平野は意外にも築地松によって構成され
ている様に見えます。古代の人々は広大な平地を望みながら、洪水を恐れて山の中腹に細々
と棚田を営んでいました。人口の増加に伴い平地に下りてきた人たちは、洪水対策に土を盛り
上げて(築地)住居を作りました。これが普通なら築地塀となるのですが、簸川平野は風が強か
ったので色々な木を植えながら、最終的に築地松となったようです。


ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400


2012年11月3日土曜日

愁い顔

今日は仏教山に登りました。一本道の行き止まりに農家が一軒だけあって、登山口は農家の
脇に在りました。農家では犬が数匹放し飼いになっていました。みんなおとなしい犬でしたが、
そのうちの一匹がとても気になりました。愁いを含んだような、遠くを観るような、そんな眼をして
いました。登り始めてしばらくはこの顔が頭から離れませんでした。


ニコンD800 80-400 f5.6 オート ISO400


2012年11月2日金曜日

お散歩

県立美術館の裏庭の宍道湖畔です。夕日スポットで散歩コースでいろんな人がやって来ます。
寒いのでポケットに手を突っ込んで走る飼い主の跡を、ちょこちょこと付いて歩く子犬、とても楽し
そうです。長く尾を引いた影が私の前を走りぬけて行きました。



コンタックスN1 24-85mm f8 オート フジクロームベルビア

2012年11月1日木曜日

吾妻山

吾妻山には池が三つありますが、鯉がたくさんいるのは大池です。ここの鯉はいつも飢えて
いて、人の姿が見えただけで集まってきます。残念ながら餌を持っていなかったので、鯉た
ちは諦めて逃げて行きました。ごめん!吾妻山の隣の谷を挟んだ東側に比婆山があります。
この山にはイザナミノミコトの御陵があって、吾妻山の頂上からイザナギノミコトが「吾が妻よ」
と偲んだ事からその名が付いたという言い伝えがあります。

ニコンD700 24-120mm f11 オート ISO800