梅開く

椿谷では数日前から梅の花が咲いていたようです。訪れるのは一年ぶりぐらいです。
咲き始めた梅に遠い春を想っていると、雪がちらつき始めました。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ800

苔

神庭の滝の渓流は苔に覆われています。豪雨水害にあう前の木谷沢渓谷を想わせます。
この美しさが保たれる事を切に願います。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ16　オート　ＩＳＯ100

水爆

雪解けの豊かな水で神庭の滝は、辺りを水しぶきで覆いながら、圧倒的な迫力で観る者に

迫って来ました。以前、訪れた時の印象が良い意味で覆りました。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ800

神庭の滝

神庭の滝です。ずいぶん小さく撮りましたが、実際は落差１１０ｍ、幅２０ｍで
西日本では最大級の規模です。山の中腹にあって登らなければ、その全貌を
見る事は出来ません。雪解けの水で水量はとても多い時季です。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ16　オート　ＩＳＯ800

苔むして

１０年ぶりぐらいに訪れた神庭の滝の渓流は、苔がとても綺麗でした。以前訪れた時は猿の
印象しかなかったのですが、新緑の季節に改めて訪れてみたいと想いました。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ16　オート　ＩＳＯ100

里に溶け込んで

安来の白鳥たちのえさ場は民家のすぐ近くに在ります。すぐ近くでは農作業をする人や、犬の
散歩をする人など、普段の暮らしが在る中に白鳥たちは溶け込んでいます。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ800

大山遠望

久し振りに安来から大山を観る事が出来ました。白一色の大山に見惚れていると、ちょうど
良い所に白鳥が。あわててシャッターを切りました。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ800

雲間の

晴れていたと想ったら急に雲が出てきました。叢雲から漏れる陽射しが幾筋もの線となって
見える光景はとても美しく、幻想的です。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

溶氷

見る間に溶けてゆく薄氷、水面の表情が刻一刻と変化していきます。鳥の声さえ聞こえない
靜寂の中、氷の解ける音が聞こえる様な気がしました。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ16　オート　ＩＳＯ800

蝋梅

庭の蝋梅が咲き始めました。今日は午後遅くから生憎の雨ですが、蝋梅には雨のほうが
青空より似合う様な気がします。本当はもう少しきちんと撮ろうと想っていたのですが、急
に風が強くなってきました。このくらいでご容赦。香りの良い花です。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ3200

井倉洞

井倉洞周辺一帯は、カルスト台地になっています。探せば日の眼を見ない鍾乳洞が数多く在る
のではないでしょうか。井倉洞の入り口の横の滝は「井倉の滝」で落差は７０ｍあります。立派な
滝ですが、井倉洞内の地下水を排出するために造られた人工の滝です。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

薄氷

季節外れの鯉ヶ窪を訪れました。鯉が沢山いる事で有名で、その鯉に会うために来たのですが、
いたのは一匹だけですぐに姿を消してしまいました。水面には薄氷が浮いていました。新見市哲
西町に在る鯉ヶ窪は、元禄８年に灌漑用水地として造成され、その後安政年間に修築されたと伝
えられています。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ16　オート　ＩＳＯ800

深々と

忘れ去られたひまわり畑に、深々と雪が降ります。寄り添うように止まる雀が３羽。「寒そう」と
感じるのは我々人間だけで、ひまわりの種が沢山あって餌には困らないのです。多分、寛いで
いるのでしょう。

ニコンＦ6　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　フジクロームベルビア

煌いて

気持ちよく晴れました。大橋川にやって来ました。カモ達が煌きを纏いながらのんびり遊弋して
います。中には寝ているのもいるようです。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ8　オート　ＩＳＯ800

北で

川が凍っています。北海道の石狩川です。偶然出会った犬は、飼い犬にはない逞しさを
感じました。長く引いた影が何かを語っているようでした。

コンタックスＲＴＳⅢ　85ｍｍ　ｆ8　オート　フジクロームベルビア

霞む風景

山々が霞んで連なる中海の午後の風景です。近頃は遠望が利かず、昼過ぎでも霞んだように
なってしまう事が多くなりました。水しぶきが経っています。ボラが撥ねたようです。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

雨の日に

雪の上に暖かい雨が降ると霧になって、普段の平凡な立ち木の風景が、幻想的な墨絵の世界
に変わります。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

静かに流れて

幅２メートルにも満たない小さな川です。澄んだ水が静かに流れています。
昨晩降った雪が暖かな陽射しで溶け始めています。束の間の陽気です。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

広葉樹林

暖かな陽射しが樹林に行き渡ります。広葉樹の森は冬はとても明るいのです。そして、雪の下では
下草が春を待っています。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

マガン

今シーズン初めて雁に会いに簸川平野を訪れました。遅かったのか、飛来数が少なかったのか、
百羽ほどの群れしか見つかりませんでした。ブロッコリーの収穫後の畑で休んでいました。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ8　オート　ＩＳＯ800

雪原に

雪原に顔を出しているのはひまわりです。夏を象徴するひまわりが種とは言え、雪原に取り
残されているのは、時の流れと共に物の哀れを感じます。雪を戴いた山は上蒜山の一部と
中蒜山です。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

叢雲

朝日山に登りました。朝からの雨で半ばあきらめていましたが、昼前から晴れてきました。
神話の世界を彷彿とさせる様な、宍道湖を斑に染める斜光、古の出雲の象徴です。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

一斉に

陸鴨が数百羽集まって落ち穂などを啄んでいます。オナガガモ、マガモ、コガモなどです。
安来の冬水田んぼ、どうやら白鳥と共にねぐらとしているようです。驚いて一斉に飛び立つ
様子は壮観です。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　　オート　ＩＳＯ800

冬の形

葉を落とした裸木と、雪のベールに覆われて夾雑物のない白一色の斜面、この日は雨で霧が
流れていました。墨絵の世界に紛れ込んだ様な白と黒の風景です。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ8　オート　ＩＳＯ800

霧に

今年は柿の実りが早く、雪も例年より早く降り始めて、鳥たちも食べるものが無くなったのか
大山周辺では柿の木は丸裸で、墨絵の様な風景になりました。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　Ｆ22　オート　ＩＳＯ800

蒜山高原

降り始めは早かったそうですが、今年はまだ雪が少ないようです。今日は、朝から生憎の雨で
したが、蒜山に着いたころに少し明るくなって、薄日が射して来ました。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ8　オート　ＩＳＯ800

逆さ歩き

鳥で逆さまになって歩けるのは、ゴジュウカラだけだと何かの本で読んで長い間そう思って来
ましたが、今日、逆さ歩きの鳥を見付けて驚きました。メジロです。私の記憶もいい加減です。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ800

蒜山

強い風が吹いています。雪も舞っています。雲がダイナミックに動いています。雲の切れ間から
射す陽光も見る間に移動していきます。光が遊んでいるようです。

ニコンＦ6　80-400ｍｍ　ｆ8　オート　フジクロームベルビア

　

神の池

池のみなもを何かが渡って来た様な、不思議な紋様です。池の中には鳥居があり、池そのも
のがご神体となっているようです。昨日までの寒さが少し緩みました。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ11　オート　ＩＳＯ800

深々と

雪が全ての音を飲み込みながら、すべてを覆い尽くすように、ひたすら降リ続いています。
峠から見る山々は間伐、枝打ちなどの手入れをされないながらも、伐採適齢期を迎えてい
るようです。林業のこれからに期待しています。

ニコンＤ800　24-120ｍｍ　ｆ16　オート　ＩＳO800

元旦

雪の元旦。風情があって良いですが、我家の猫は寒さに震えています。
ナンテンの赤い実が雪の白に映えます。時々、ヒヨドリがやって来ては少
しずつ食べていきます。　他にも白い実のナンテンが在るのですが、こち
らの方が好物らしく殆ど実は残っていません。

ニコンＤ800　80-400ｍｍ　ｆ5.6　オート　ＩＳＯ3200