2014年6月30日月曜日

猩猩トンボ

猩猩トンボが池の笹に停まりました、自身で造った波紋が静かに広がっていきます。周辺に縄張り
争いの相手がいない様で、その後休みっぱなし。長閑ですね-。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO800

2014年6月29日日曜日

コウホネ

繁茂した葉の間から申し訳なさそうに顔を出しているのはコウホネです。大きさは5cm位で、
花弁の様に見えるのは萼片で、本来の花弁は虫の止まっている方です。漢字で書くと河骨で
太い根茎が折ると白く骨の様に見える事からきています。尾瀬コウホネが有名です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO200

2014年6月28日土曜日

ねじ花

蜘蛛の糸に引っ張られて仲良く並んだねじ花のの向こうに、よく光る水玉がありました。日輪の
イメージで、カメラの位置決めをして撮影しました。

ニコンD800 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800

2014年6月27日金曜日

カマキリ

紫陽花の葉に子カマキリがちょこんと乗っています。小さいながら所作は成虫と一緒で鎌を
ふりふり、大きな眼で睨みつけてきます。その姿がなんともいじらしいのです。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2014年6月26日木曜日

イチモンジセセリ

胴体が太く短く翅が小さく、さらに足も短く頭部が大きい。一見して蛾だと断定してしまいがちです
が、これでも蝶なのです。名はイチモンジセセリ、太い胴体のお陰で翅を動かす筋肉が発達してい
て、アゲハ蝶のようにひらひら飛ぶのではなく、素早く力強く飛びます。やっぱり蝶らしくない。

ニコンD800 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 ISO800

2014年6月25日水曜日

山の中で

森に雨が降っています。大樹のおかげで雨に濡れてはいませんが、林縁の雨露が白く光っています。
人の後姿は顔という答えがない分、想像による感情移入がし易いのですが、花でも同じことが言える
様です。想像の翼を広げるのは楽しいものです。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年6月24日火曜日

白い輪

細道の上に飛び出すように枝を伸ばして私を見上げていました。まだ咲き始めなのでしょう、遠目
には白い輪が浮いているように見えました。白い花美しい。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO800

2014年6月23日月曜日

よっこらせっと

紫陽花の花を見ていると、「ヨッコラセット」と言っているかのように小ガエルが登ってきました。
なんとも愛らしい姿に「頑張ったなー」と思わず声をかけてしまいました。


ニコンD700 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO800

2014年6月22日日曜日

杜若を映して

吾妻山で最も目立つ池です。以前は池面に山を映す「鏡の池」として重宝していましたが、今は水
生植物が繁茂して「鏡の池」としての役割は終わりました。この睡蓮は人口植生のようです。水面
に青く影を映しているのは杜若です。標高の高い吾妻山ではまだ沢山の花が残っています。


ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800


2014年6月21日土曜日

小紫陽花

小紫陽花です。日本固有種で額がないのが特徴です。額の持つ派手な印象(主に西洋紫
陽花)を嫌う人も、ふわっとしたやさしい印象を持つ小紫陽花を好む人は多いようです。吾妻
山で見かけました。

ニコンD800  24-120mm  f8 オート ISO800

2014年6月20日金曜日

卵塊が語る

吾妻山には池が幾つか在りますが、全く性格の違う池が隣り合っている場所があります。この
池は水生植物が豊かで水面はとても賑やかです。池畔の樹には今、モリアオガエルの卵塊が
数え切れないほどぶら下がっています。ところが、隣の大きな池には水生植物の影もなく、鯉の
大群がいつも餌を待っています。当然ですが、モリアオガエルの卵塊は見当たりません。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO3200

2014年6月19日木曜日

ササユリ

一緒に咲いていたササユリは盛りを過ぎて花びらが傷み始めていましたが、
唯一の二輪咲きのササユリは今がちょうど見頃。山百合のような派手さのな
い清楚なササユリは私好みです。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO800

2014年6月18日水曜日

鳥上の棚田

たたら製鉄が盛んだった地域の棚田は、砂鉄採取の方法である鉄穴流しによって、大量に流出
した土砂が堆積する事で出来た平地を利用しています。製鉄の神であるスサノウノミコトの伝説
の地である鳥上の棚田は、神話の時代を想い起こさせる様な所です。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO800

2014年6月17日火曜日

蔓紫陽花

水辺の蔓紫陽花です。吾妻山では今が盛りです。絡み付かれた樹はいい迷惑でしょうが、
無責任な傍観者である目には、幹に花が咲く風景もいいなと思ってしまいます。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年6月16日月曜日

モンシロチョウ?

ハマヒルガオの蜜を吸いに一頭だけでしたが、飛び回っていました。多分、モンシロチョウだと思う
のですが定かではありません。花さえあればどこでも飛んでこれる彼らが、少し羨ましい。


ニコンD800 24-120mm F11 オート ISO400

2014年6月15日日曜日

睡蓮

池の中に睡蓮の小さな群落、水面には立ち木の陰が映りこんで静寂を象徴しているようです。
泳ぐ鯉も音立てるのを遠慮しているような昼下がりの池畔でした。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400


2014年6月14日土曜日

ハマニガナ

海岸の砂地の植物は高山植物に似ています。海岸の砂地の環境が水と風の面で高山の岩場の環境
に酷似しているからでしょう。飛んできた小さな虫はキベリヒラタアブ。山の中でよく見掛けます。


ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2014年6月13日金曜日

白い

白い浜昼顔は始めて見ました。この一画だけでしたが白い花だけで小さな群落になっていました。
初めは違う種類だと思ったのですが、葉の形状は浜昼顔です。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO400

2014年6月12日木曜日

雀が

浜昼顔を撮影している所に、いきなり雀がやってきました。砂の中にいる虫が目当てのようです。
3m位のところで恐れるでもなく、盛んに砂の中を探っていました。砂丘のすずめは人懐っこい。


ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年6月11日水曜日

ハマヒルガオ

鳥取砂丘のハマヒルガオです。過酷な環境で懸命に生きている事が良く解りました。風が強く
水分も極端に少ない環境で生きてゆくために、想像以上に四方八方に根を張りめぐらせている
のでしょう。逞しさを感じました。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO400

2014年6月10日火曜日

大麻山神社狛犬

台座に昭和20年12月建立とありました。終戦の年に奉納された狛犬が
足元に毬を抱いた子犬を座らせているのは…。


ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO800 

2014年6月9日月曜日

紫陽花

咲き始めの紫陽花です。青い花が集まって咲く、集(あづ)真(さ)藍(あい)「あじさい」が名前
の由来ですが、花の色が青から赤紫に変化するところから名付けられた「七変化」の別名の方
が相応しい様な気がしてしまいます。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO800

2014年6月8日日曜日

スモークツリー

スモークツリーが風に揺れています。空の雲も風とたわむれている様な梅雨の晴れ間でした。
もふもふしたこの様子がなんとも不思議で、楽しい気分になります。


ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO400

2014年6月7日土曜日

ドクダミ

その独特の香りの為なのか、嫌う人が多いのですが清楚でとても趣のある花です。様々な
薬効を持つ事から正式名称は「十薬」です。

ニコンD800 マイクロ105mm 開放 オート ISO800

2014年6月6日金曜日

ジャケツイバラ

林道で不思議な花に出合いました。ジャケツイバラというそうです。つる性植物でつるが蛇の様に絡み合
う様子からジャケツイバラ(蛇結茨)と名付けられました。明るい所を好む花で河原などでよく見掛ける事か
らカワラフジの別名があります。林縁の背景が薄暗い様な場所で出合うと独特な雰囲気が漂います。


ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年6月5日木曜日

日本海

一両編成の機動車が日本海に溶け込むように東上していきます。山陰本線三隅町折居付近
です。この日は時折小雨の降る生憎の天気でしたが、黄砂の影響もなく久し振りに水平線迄
見通せました。海は晴れた時より複雑な色をしています。旅情を感じていました。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2014年6月4日水曜日

茫洋たる海

小雨の降る中、大麻山に車で登りました。立派な展望台のお陰で眺望は抜群です。小雨模様の
天候にしては水平線まで見通せました。沖にポツンと浮かぶのは高島です。最盛期(昭和35年)
125人の島民が暮らし、小、中学校まで在りました。過疎化の進行と豪雨災害の為に昭和50年
集団移転して無人島になりました。私は今、具象の最たる写真で抽象に取り組んでいます。様々
な想念の浮かぶ見飽きない写真が私の理想です。

ニコンD800 80-400mm f11 オート ISO3200

2014年6月3日火曜日

室谷の棚田

浜田市三隅町室谷の棚田に初めて行きました。棚田百選に選ばれているとの事、すばらし
い棚田の風景でした。昭和51年には4520枚あり、日本最大だったそうです。現在では約
1000枚の棚田が残っているそうです。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400
 

2014年6月2日月曜日

エゾツガザクラ

山で出合う花は美しい。過酷な環境で精一杯生きているからこそ、その美しさに感動して
しまうのです。大雪で出合ったエゾノツガザクラは、朝露を纏って輝いていました。


マミヤ645 マイクロ80mm f4 オート フジクロームベルビア

2014年6月1日日曜日

ミヤマヨメナ

ひっそりと咲く一輪のミヤマヨメナに出合いました。周りに蕾は沢山あるのですが、咲いている
のは一輪だけでした。晩春から初夏に咲く花なので山の中では少し早い様です。深山嫁菜の
栽培品種は都忘れ、アズマギク、野春菊などと呼ばれています。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO1600