仏教山の頂上には南無妙法蓮華経などが刻まれた四面の石塔が在るだけでした。立枯れた 松が数本あるのが印象的です。仏教山の由来は尼子氏が隆盛の頃、十二の薬師如来堂を建 てたところからきていますが、『出雲国風土記』にカンナビと記された山が湖を囲むように四か所 あり、出雲郡のこの山は神名火山と記されていました。カンナビは神の隠れこもれると云う意味 で神域として、あるいは禁足地だったかもしれません。枯れ枝に止まる鳶が何かを語っているよ うに想いました。
ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400
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