2013年2月28日木曜日

日向ぼっこ

今日は春のような暖かな日でした。散歩の途中でブロック塀の上で日向ぼっこをしている猫に
出会いました。飼い猫なのか、怖がりもせずにじっと私を見つめるしぐさがとても可愛いのです。
傾いた日射しが猫の姿を優しく浮かび上がらせていました。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO400

2013年2月27日水曜日

梅開く

庭の梅の花が一輪だけ咲きました。西に傾いた日射しに浮き上がって、待ちに待った春の訪れを
教えてくれています。午後から晴れて風もなく穏やかな一日でした。このまま春になるとは思いま
せんが、これから咲いていく花を楽しみにしています。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2013年2月26日火曜日

かもめ

皆生海岸で撮影しました。冬の日本海はいつも風が強く波が荒いと云う印象があります。この
日も冷たい風が強くふいていました。その中をカモメたちは風など気にもならない様で自由に、
むしろ優雅に飛び回っていました。白く泡立つ波に映えて飛ぶ姿に力強さを感じました。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400

2013年2月25日月曜日

馬酔木

馬酔木の花が日当たりのよい所ではちらほら咲き始めています。下を向いて咲く花なので今回
は見上げて撮ってみました。花の形はツツジ科なので同じツツジ科のドウダンツツジと良く似て
います。この花は横から見た方がきれいですね。


ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO1600

2013年2月24日日曜日

ひめおどりこそう

姫踊子草の花はとても小さいので葉の方が目立ちます。拡大して観るとなかなか可愛い花が
ついています。野の花は小さくて見逃してしまう事が多いのですが、注意して見るときれいな
花が多い事に驚きます。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2013年2月23日土曜日

笑ってる

今年もオオイヌノフグりの面白い顔が撮れました。ちょっと不気味に笑っている様に見えませんか。
この花は春を告げる花としては、最も気に入っている花の一つです。まず、綺麗な瑠璃色が一際、
眼を惹く事。そして何より見る角度によって様々な顔を見せてくれる模様の面白さ。いいですね!

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2013年2月22日金曜日

ふきのとう

今年もふきのとうが顔を出していました。我が家でお馴染みのおおいぬのふぐり、はこべ、ひめおど
りこそう、たんぽぽと揃いぶみです。雪の降る中、今年もしっかり春が来ています。ほろ苦い味は早
春の味覚の代表格、自分では作りませんが今年もだんご屋でふきのとう味噌の味を楽しみましょう。


ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400



2013年2月21日木曜日

霜化粧

今年も春を告げるお馴染みの花、姫踊子草を今回は霜をまとって寒そうに咲いている姿で見付け
ました。ピンクの小さな花が霜の白い化粧でとても綺麗です。これから春を告げる小さな花たちが
次々と姿を現します。楽しみです。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2013年2月20日水曜日

斜光

冬特有の鈍色の雲が少し切れて陽が射してきました。雪が少し舞っていますが陽の光には温も
りが感じられます。浮かび上がった遠くの山の雪もまもなく消えてしまうのでしょう。雪の少ないわ
りには気温の低かった山陰の冬も終わり、春はすぐそこに来ているようです。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400

2013年2月19日火曜日

須佐神社本殿の階段下の格子の中に隠される様に鎮座していました。大きなものではないのです
が不気味とも愛嬌ともとれる不思議な表情がとても気になります。何故こんな所に在るのか、これも
とても気になります。

ニコンD700 24-120mm f5.6 オート ISO800

2013年2月18日月曜日

舞妓さん

吉備津彦神社の随身門に在りました。囲いの柵なのでしょうか、程よく摩耗してきれいな木目が現れ
ていて、門の中におさまっている随神より眼を惹きました。柔らかな印象で、だらりの帯の舞妓さんが
ずらりと並んで微笑んでいるように想えました。吉備津彦神社は神体山である吉備の中山の北東麓
に東面して鎮座しており、北西麓には吉備津神社が北面して鎮座しています。いずれの神社も主祭神
は大吉備津彦命(第7代考霊天皇の第3皇子)です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2013年2月17日日曜日

鼻ぐり塚

鼻ぐり塚については知っていましたが、一度写真を観ただけで、どこに在るかも解らずすっかり
忘れていたのですが、偶然にも吉備路で見付けました。人のために一生を尽くす牛の供養の為
に全国から鼻ぐりが集められています。現在でも年間数万個の鼻ぐりが納められその数、現時点
で七百万を超えているそうです。今の鼻ぐりはカラフルで雰囲気が壊れてしまいますので、モノクロ
にしてみました。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2013年2月16日土曜日

吹屋集落

吉備路を訪れた帰り道、吹き屋集落に立ち寄って遅い昼食をとりました。雉そばを食べましたが、
これがなかなかの味。満足して外へ出てみると雪が降っていました。さすがは山懐の集落、吉備
路の春のような陽気から一気に真冬に逆戻りです。

ニコンD 24-120mm f8 オート ISO400

2013年2月15日金曜日

山茶花

備中国分寺の周辺は公園の様になっていて、様々な種類の花木が植栽されています。
この大きな山茶花もそうで、今を盛りと咲き誇っていました。山茶花は日本特産の花木で
山口県、四国西南部、九州に自生しています。野生の山茶花は白い一重の花で、自生の
北限は山口県萩市の指月山(しづき山)と云われています。園芸化は江戸初期に始まり、
現在では欧州帰りも加わり、さまざま品種があります。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2013年2月14日木曜日

猫柳

庭木として植えられたのでしょう、柔らかい早春の日射しに猫柳の銀色の毛が輝いていました。
山陰地方とは違って、吉備路にはすでに春が来ていました。これから備中国分寺では、桃、桜、
蓮華の彩りが華やかな春の訪れを楽しませてくれます。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO400

2013年2月13日水曜日

国分寺

昨日、岡山県総社市の備中国分寺を訪れました。山陰側より季節が半月は進んでいる様で、
菜の花が盛りを過ぎていました。午前中は晴れていましたので、春のような暖かさでした。備中
国分寺は聖武天皇が仏教による国家鎮護のために、天平13年(741)全国に建立を命じたもの
の一つで廃寺となっていたものを、天正年間に備中高松城主、清水宗治が再建、その後衰微し
江戸時代中期の宝永年間に再び、再建されて今日に至っています。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2013年2月12日火曜日

健気に咲く花

今年も節分草が咲きました。凍った地面にも顔を出す健気で清楚な花。春に先駆けてつつま
しげに咲く花には、春を待ちこがれる想いを託したい気持ちになります。節分草は環境の変化
に極度に弱い植物です。花言葉の一つが「人間嫌い」。


ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400


2013年2月11日月曜日

蝋梅

蝋梅を撮影しようと出掛けたら、花は終わりかけていました。想えば歳時記では
冬の花。今年も1月半ばから咲き始めているのは目にしていたのですが、機会に
恵まれず今回の撮影となりました。背景の社殿は高野宮です。本宮山(以前は高
野山)の中腹に在ります。社伝によると霊亀元年(715)高野山の頂きに光輪が出
現し、神垣を結んだのが創始とあります。養老元年に現在の地に遷座したとの事。
古来、別格扱いで杵築(出雲大社)、佐陀(佐陀神社)の支配を受けず、江戸時代に
は杵築、佐陀、日御碕と共に国内の四祈願所の一つでした。祭神はオオクニヌシ
の御子神、ワカフツヌシ、シタテルヒメの二柱です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2013年2月10日日曜日

葦原に

葦の穂に雀が一羽、遠くに霞んで連なる山並みを見はるかす様に、静かに翼を休めています。
風もやみ、寂として音もない斐伊川河口の葦原です。いつもは風の音や白鳥の声など騒々しく
はないけれど、音で満ちているのですが、何故かこの数瞬だけ音が消えたのです。鈍く光る川
面が葦原のの向こうにわずかに見えて、春の隣の風景です。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400

2013年2月9日土曜日

梅膨らむ

立春を過ぎて暦の上では春なのですが、まだ冬の寒さが続いています。歳時記では余寒、春寒
(はるさむ)などと表現しますが、「早春賦」で「春は名のみの風の寒さや」と歌われているいるよう
に早春という言葉が、ある種の感傷を伴って自然に浮かんできます。山王寺の一角では早くも代
掻きを済ませていると想える水田が在りました。その傍らでは梅の花芽が膨らんで早春を告げて
いました。
ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2013年2月8日金曜日

岩屋寺薬師堂

宍道町の岩屋寺の羅漢その他は、御影石の岩山を加工して造られています。この奥の院の様
な薬師寺の岩洞も岩山をくり抜いて造られています。薬師堂だけを観ている時は気付きません
でしたが、離れると大きな怪物の口の中に薬師堂が在る様に見えて印象が変わりました。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO1600

2013年2月7日木曜日

日本一のスダジイ

八雲町西岩坂の志多備神社には日本一のスダジイが在ります。幹回り11.4m。樹齢は定かでは
なく少なくとも300年以上だと云われています。この地区の総荒神が宿る樹として大切にされていま
す。毎年11月9日、稲藁で編んだ新しいオロチを、古いオロチの上にそのまま巻き付け、荒神を封じ、
豊作を祈願する総荒神祭が行われます。荒神は荒ぶる神の事で畏敬の念を持って接しなければ、危
害や不幸にあうと想われていた神です。

ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO1600

2013年2月6日水曜日

かずら

宍道町の岩屋寺は弘法大師の開基と伝えられる真言宗の古い寺で、裏山には
沢山の石仏や御堂、滝などが在り、それぞれが不思議な雰囲気を纏っていて、
異空間に入り込んだ様な気さえします。この蔓は人が腰掛けることが出来るほど
の巨大さで、何かが宿っているのではないかと想ってしまいます。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO1600

2013年2月5日火曜日

ウスタビガ

栗の樹の下枝で見付けました。ウスタビガの抜け殻です。綺麗な緑色で細い糸で一見さりげな
く枝にぶら下がっていますが、糸その物が丈夫で無理に引っ張れば枝が折れてしまいそうです。
ウスタビガは山繭蛾の一種です。つまり、これ全部絹糸です。丈夫なはずです。4~5月卵から幼
虫、6月中旬~下旬に繭、羽化は11月ごろで雌の時はすぐに雄が飛んできて、出て来たばかりの
繭に卵を産み付けるそうです。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2013年2月4日月曜日

水仙咲く

我家にもいつの間にか水仙の花が咲いていました。想えば今日は立春、日脚が伸びて暮れる
のが少し遅くなった事に気が付くのもこの頃です。今日はあいにくの雨ですが暖かさが感じられ
て、今、春の隣にいることを実感しています。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2013年2月3日日曜日

困ったような顔

困ったような、とぼけたような顔の狛犬です。古い狛犬はとても個性的で親しみ易い顔が多い様
な気がします。狛犬も仁王様と同じで神社や寺院を守る役目を負っています。元がライオンと云わ
れていますので、守護ではなく威嚇なのでしょうが、この顔では誰も怖がりません。でも、これで良
いのでしょう。ちなみに仁王様と一緒で向かって右が口を開けた阿形、左が口を閉じた吽形です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400


2013年2月2日土曜日

タッチダウン

鳶も私たちには身近な存在です。鴉もよく見掛けますが、こちらの方は生ごみあさり等をして
人間に嫌われますが、鳶は同じ雑食性でありながら余り悪さをしないようです。その意味では
人間との付き合い方など、環境適応能力はかなり高いと想います。この鳶たちは浜田漁港に
集団で住みついて、魚のくずなどを食べています。いわば漁港の掃除係です。

ニコンD700 80-400mm f5.6 オート ISO800

2013年2月1日金曜日

常連さん

我家の常連さんです。我家のベランダでは数年前から一匹の野良猫に食事を
提供しております。この鳶君も食べ残しを求めて2年ぐらい前から時々姿を見せ
せます。よく見るとなかなか可愛いのです。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO400