2014年3月31日月曜日

連翹

レンギョウの華やかな黄も春の先駆けのの彩りです。原産は中国で、渡来は江戸時代で北海
道から沖縄まで庭木として栽培されています。乾燥させた実を煎じて飲むと、消炎、利尿、解毒
などの薬効があると云われています。お邪魔したお宅では生垣として用いられていました。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2014年3月30日日曜日

辛夷

別名を「田打ち桜」と云われるコブシは、田舎では農作業の目安として大切にされています。
私のように山歩きの好きな人間は、裸の木々の間に白い点を集めた様に咲く辛夷を見付ける
と、山に春が来た事を実感します。

ニコンD800 80-400mm f11 オート ISO800

2014年3月29日土曜日

荒起し

通りかかった山間の水田では荒起しが終わっていました。上の畑の一画に大きなサンシュユ
の樹があり、満開の花が紅梅と共に陽射しを受けて輝いています。田舎の農業と軽視しがち
ですが、この余裕こそ田舎の農業なのでしょう。

ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2014年3月28日金曜日

樂山公園の桜が早くも八分咲きになっていました。見頃を迎えた、白磁の如きハクモクレン
の花を愛でようと訪れた樂山公園で、思わぬ出合いとなりました。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO400

2014年3月27日木曜日

野原

暖かくなって、猫にとっては野原で遊ぶにも良い季節になりました。偶然に出合ったこの猫、
歌舞伎役者の様な強い眼力で、私を見つめていました。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO800

2014年3月26日水曜日

寄るな

この雄猫、全身から警戒感が伝わってきます。せっかく寛いでいたところを邪魔されて、
ちょっと怒っているようです。

ニコンD700 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年3月25日火曜日

ジョウビタキ ♀

ジョウビタキの雌です。雄に比べれば地味ですが翼の白紋の印象が重なります。雄、雌ともに
個々の縄張りを持っているはずですが、この日は、時間差で同じ枝に止まっていました。春の
訪れとともにジョウビタキとも間もなくお別れです。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年3月24日月曜日

ジョウビタキ ♂

ジョウビタキの雄です。10月中旬頃、中国西部、ウスリー、サハリンにかけての地方から
渡来して、主に積雪の少ない地方で越冬します。縄張り性が強く、車のミラーなどに写った
自分の姿を盛んに攻撃します。低い枝や杭の上に止まり、地上に舞い降りて昆虫や木の実
を食べます。人を恐れない鳥で2m位まで近付いても逃げない事が多く、むしろ人が近くに居
る事を好んでいる様な所があります。4月には殆ど姿が見えなくなります。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO400

2014年3月23日日曜日

菜の花畑

菜の花畑で遊ぶ親子、こんな光景を観ると春本番を実感します。予報によると暖かい日
がしばらく続くとの事、桜の開花もいよいよ間近です。ところで、菜の花の「菜」は食用の
意味で、菜の花は食用の花という事になります。在来種のアブラナとセイヨウアブラナが
主です。最近は菜種油採取用の畑は少なくなりました。

ニコンD700 80-400mm f11 オート ISO800

2014年3月22日土曜日

楓の芽

楓は木々のうちでも早くにやわらかい芽を吹きます。紅葉した楓は美しいのですが、吹いた
ばかりの柔らかな色彩も印象深いものがあります。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年3月21日金曜日

土筆

土筆が顔を出しています。かなり開いていて花粉を飛ばしているようです。今日は雪が降って
北山山系は短時間ですが白くなりました。早春の野花は殆ど出そろって、春本番と云うのに
この寒さ。それでも寒さももこれで打ち止めといきたいところです。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO200

2014年3月20日木曜日

ミヤマホウジロ

久し振りにミヤマホウジロに出合いました。カシラダカとシルエットが似ていて、遠目には区別が
つかず、眉とのどの色がカシラダカの白に対して、黄色である点ぐらいです。冬鳥で繁殖地は朝
鮮半島、中国東北部からウスリーにかけての一帯と中国西部です。林縁や人里近くで地上を跳
ね歩いて移動しながら、草の実や松の種子などを拾って餌にしています。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年3月19日水曜日

猫柳

文字通り猫の尻尾の様な形の猫柳です。別名をエノコロヤナギ(狗尾柳)、こちらの方では
犬の字をあてています。他の柳より早く花を咲かせる事から春告げ柳とも…。春の柔らかい
陽射しがよく似合う花穂です。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO200

2014年3月18日火曜日

柳が花を付けています。良く見ないと解らない様な花ですが、こうして拡大して見ると、早春の
息吹を感じます。熟すと種子が綿毛を纏い、ふわふわと風に舞います。柳絮といいます。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年3月17日月曜日

メジロ2

再びメジロです。メジロは一年中見られる留鳥で木の実、昆虫、蜘蛛、樹液、樹の花の蜜など
わりと何でも食べます。特に藪椿の蜜を好むようです。産卵期は5~6月。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO1600

2014年3月16日日曜日

三椏

城山の大きな三椏の木は春の重い雪で倒れていました。それでも、樹は健在で沢山の蕾を
つけていて、暖かい陽射しに誘われて少しだけ花が開いていました。満開になるととても美し
いのです。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO800

2014年3月15日土曜日

めじろ

梅にメジロがやって来ました。盛んに花の蜜を吸っています。色はまさに鶯色です。梅に鶯は
取り合わせの良いことの例えとして用いられたようですが、鶯の声と色の組み合わせの願望
として昔の人は捉えていたのかもしれません。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO1600

2014年3月14日金曜日

雨だれ

松江城です。冷たい雨が降っています。水滴が枝の先で光点を作り、一枚だけ残ったもみじの
種の羽も雨に濡れています。春はすぐそこまで来ているのですが…。

ニコンF6 24-120mm f5.6 オート フジクロームベルビア


2014年3月13日木曜日

すりすり

小伊津で出合った猫です。野良でも漁港の猫は恵まれていて、食うに困る事はなく、のんびり
としていて、この三毛も頭が痒いのか、すりすりして気持ちよさそうです。


ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO400

2014年3月12日水曜日

木瓜の花

木瓜の花が咲き始めました。梅の花が盛りを過ぎ、サンシュユの花が咲くと陽春の光に誘わ
れる様に、木瓜の花が咲き始めます。ボケの花はバラ科だけに陽射しの暖かさの中で出合う
と、ハッとするような濃艶な印象を感じる事があります。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400



2014年3月11日火曜日

山茱萸の花

サンシュユの花が咲きました。朝は放射冷却で冷えましたが、とても良い天気です。木漏れ日
がレンズの中でキラキラ輝いて、春を演出しているようです。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO200

2014年3月10日月曜日

藪椿

品種改良されて数え切れないほど、様々な種類のある椿ですが、原点となった藪椿の素朴であるが
故に感じる品格や気品に、いつも見入ってしまいます。

ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO400

2014年3月9日日曜日

菜の花の小川

岸辺に菜の花の咲く小川のみなもで、カルガモが戯れています。まだまだ
風は冷たいのですが、日射しさえあれば春はすぐそこにいます。


ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800

2014年3月8日土曜日

白梅

米子市尾高の梅林で撮影しました。自宅周辺より季節の進みが早い様で、紅梅は殆どの木で盛り
を過ぎていましたが、白梅は盛りには届いておらず、咲き始めの良い花が沢山ありました。時折り、
雪のちらつく寒い日でしたが時々陽も射して、良い花見になりました。背景の赤は紅梅です。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO400

2014年3月7日金曜日

淡雪

昨日の明け方も少し積もりましたが、今日は少し纏まって降りました。昼迄にはすっかり溶けて
しまいましたが、まだ三分咲きの紅梅はびっくりしたでしょう。この寒さ、もう少し居座るとの事。
春はすぐそこまで来ているとはいえ、虫や花たちにはつらい季節です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2014年3月6日木曜日

帰り道

我子を迎えにいった父親が、愛娘と楽しそうに歩いています。参道が家路に
なっているのです。稲生神社は地域の人たちにとって、とても身近な存在な
のでしょう。

ニコンD800 24-120mm f11 ISO800


2014年3月5日水曜日

稲生神社(いなりじんじゃ)

出雲市平野町の稲生(いなり)神社です。通常は稲荷の文字を当てるのですが、稲生の文字を使
うのは独立社としては全国に20数社と云われています。ちなみに稲成を使うのは津和野の太鼓
谷稲成神社だけです。この神社は参道と境内の間に、一畑電鉄大社線のレールがあって参道を
電車が横切るという珍しい風景に出合えます。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO800

2014年3月4日火曜日

まんさく

今日、久し振りにまんさくの花に出合いました。「まず咲く」が訛ってまんさくになったと云われる
この花を観ると山に春が来た事を実感します。葉より花が先なのですが、昨年の枯れ葉が落ち
ずに、そのまま残っているのには驚きます。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2014年3月3日月曜日

陽射しを受けて

松江市北稜町テクノアークの公園は日当たりが良いのか、紅梅は満開
でした。久し振りの青空の下、紅梅が鮮やかに輝いていました。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO200

2014年3月2日日曜日

一輪だけ

たくさんの蕾の中で一輪だけ先駆けて咲く花には、それだけ大きなエネルギーが消費されて
いるそうです。その分だけ後から続いて咲く花より美しいのです。

ニコンD800 80-400mm f5.6 オート ISO800



2014年3月1日土曜日

紅梅2014.3.1

庭の紅梅が開花しました。ほぼ例年通りの開花です。これから再び寒くなるとの予報です。三寒
四温とはよく言ったもので、寒暖を繰り返しながら彼岸の春を迎えるいつも通りの今日この頃です。

ニコンD800 マイクロ105mm f2.8 オート ISO200