2013年10月31日木曜日

足跡

砂山に付けられた二人の足跡が、天空に交わるその先には、今まさに
虚空に舞い上がらんとする雲が待っている。そんなイメージを抱いてしま
いそうな不思議な雰囲気が漂っていました。

コンタックスN1 24-85mm f16 オート フジクロームベルビア

2013年10月30日水曜日

韓竈神社(からかまじんじゃ)

韓竈神社はとても小さな神社です。祭神はスサノウノミコトで新羅から植林法と鉄器文化を
伝えた地とされています。登りも厳しいのですが、入り口がとても狭いのです(約45センチ)
奥に見えるスリットがそうです。パワースポットとして近年特に注目されています。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO3200

2013年10月29日火曜日

アキアカネ

多伎藝神社の境内に一匹のアキアカネ、祭りが終わり、いつもの静けさを取り戻した神社の
一画で羽を休めるその姿が、祭りを象徴しているようでした。

ニコンD700 24-120mm f5.6 オート ISO800

2013年10月28日月曜日

花笠

花笠を頭に太鼓たたきながら踊っていた女の子、眼がとても印象的で心に残りました。
花馬祭りに携わる人たちの裾野の広さを実感しました。

ニコンD700 80-400mm f8 オート ISO800

2013年10月27日日曜日

子供たち

祭りはほぼ終わろうとしていて、傍らでは子供たちが飛び降り遊びに興じています。今も昔も子供
の遊びはそんなに変わっていないのだなと、つい嬉しくなってしまいます。


ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800

2013年10月26日土曜日

練り回し

境内での花馬の練り回しです。これはさすがに男たちの仕事、中で叩く太鼓の音頭に合わせて
約1トンの花馬を渾身の力で引き回します。祭りのハイライトです。

ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800

2013年10月25日金曜日

出番待ち

着飾った少女たちが出番前の緊張感もなく、楽しそうにしています。ここは普段は物置になって
いるのでしょう、傍らでは太鼓を据えて真剣なばち捌きです。多伎藝神社では子供が主役です。


ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800

2013年10月24日木曜日

じゃんけん

たくさんの子供たちが、お祭りに集まって来て境内のそこかしこで遊んで
います。まもなく、この子たちも花馬祭りの担い手になるのでしょう。

ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800

2013年10月23日水曜日

奉納舞

多伎藝神社の拝殿での子供だけの舞です。ずいぶん練習したのでしょう。見事な舞を見せてく
れました。奉納神事「花馬」はたくさんの子供たちが関わっています。祭りに集まって来る子供
たちの数が、他のお祭りに比べて格段に多いように想います。

ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800


2013年10月22日火曜日

奉納神事

多伎藝神社の境内では、花笠踊り、獅子舞、花馬の練り回しが行われますが、拝殿と神楽殿では、
子供たちが中心になって、奉納舞が行われます。多伎藝神社ではこちらの方が主役という印象でし
た。小さな子が懸命に太鼓の練習をしている姿はとても印象的でした。

ニコンD700 24-120mm f5.6 オート ISO800

2013年10月21日月曜日

花馬祭り

天狗を先導に花笠を被った祭り太鼓が、多伎藝神社の石段を登り始めたとこ
ろです。奉納神事「花馬」はこれからが本番です。近郷近在の人々がすべて
集まって来たのではないかと思うほど盛大なお祭りです。

ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800

2013年10月20日日曜日

奉納神事「花馬」

花馬(はなんば)祭りは、高さと直径6m、重さ約1トンもある花馬を、音頭に合わせて路面を擦る様
に田儀町内を練り歩く事から始まります。その姿はとても勇壮で観ている私たちにも想わず力が入
ります。祭りは長丁場でこの後、5㎞離れた多伎藝神社に場所を移し、この地区総出の祭りが行わ
れます。花馬祭りは江戸時代から続いています。

ニコンD700 24-120mm f8 オート ISO800




2013年10月19日土曜日

雲海落流

山歩きをしているとこんな風景によく出合います。上昇して来た雲海が稜線を超えて流れ落ちて
いるのです。雲の滝なのです。音もなく溢れる様にして流れ落ちている、雲の滝を見ていると雲
も水なのだと、改めて想い起こして自然の営みの大きさを感じます。

コンタックスRTSⅢ 180mm f5.6 オート フジクロームベルビア

2013年10月18日金曜日

引き戸

引き戸の中でじっと座って辺りを見回していました。ちょっと怖そうな顔です。
番をしているつもりなのでしょうか、人が通っても動きません。とある漁村の
路地裏の午後でした。

コンタックスN1 24-85mm f8 オート フジクロームベルビア


2013年10月17日木曜日

湖山池の昼下がり

鳥取市の湖山池は池と名のつく湖沼では、日本最大です。(面積7㎢、周囲長18㎞)大小多数
の小島が浮かぶ事で特異な景観を見せています。かつて、日本海に面する湾であったものが、
砂丘の発達や堆積によって、海と分離して出来た海跡湖であり汽水湖です。時折、小雨の降る
昼下がり、鵜が休み、水面ではカルガモが遊弋する湖畔で、突然、静寂を破って青鷺が飛び立ち
ました。そろそろ、家路につきましょうか。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400

2013年10月16日水曜日

青島を背に

湖山池の畔。花フェスタのコスモスです。水際の会場ですので、湖山池の水面と池に浮かぶ島
が背景になるので、他とは違う花の風景を楽しむ事が出来ます。会期は11月10日迄で、鳥取
駅からシャトルバスもありなかなか親切です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO400

2013年10月15日火曜日

鳥取市の湖山池の畔で花フェスタが開催されています。入場料600円は
高いと愚痴を云いながら入場しました。広いのです。よく出来ています。こ
れなら納得です。規模は判りませんが公園として継続するとの事でさらに
納得しました。湖山池の水路が、そのまま園の中の小川として利用されて
いるのですが、池中の鯉が集まったのでないかと想えるくらいの数でした。


ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

2013年10月14日月曜日

穂開く

ススキの穂が開き始めました。枡水高原の最上部横手道からの南東方向の遠望です。山また山
の連なりと、深まる秋を告げる開いたススキの穂の光景には、私の様な山好き人間は心がいやさ
れます。紅葉の中の山歩きへの期待が高まります。
 
ニコンD800 24-120mm f11 オート ISO400

2013年10月13日日曜日

うねり

阿蘇外輪山にはうねるように谷と尾根が連なっているところが在ります。手入れが行き届いていて
大きな樹が殆ど見受けられない、スケールの大きな草原になっています。ここでの主役はすすきで
す。見渡す限り広がるススキの穂が風になびいて白く輝いていました。

ニコンD700 80-400mm f11 ISO800

2013年10月12日土曜日

すすき

池の水草が陽射しに輝やき、青空の色が溶け込んだ池面を背景にして、浮かび上がるすすき
の穂は、まだ開いてはいないのですが、深まる秋の気配を、やがて来る紅葉の季節を感じさせ
てくれます。

ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO100

2013年10月11日金曜日

裏道

腰に笛を挿しておられるので、阿位八幡宮の押輿祭りの横笛担当の方のようです。所用で他出
されていたのか、急ぎ足で帰って来られました。陽射しを浴びた稲穂の黄金色が眼に鮮やかで、
五穀豊穣を祈願する押輿祭りの祈願成就が、約束されている様な光景です。

ニコンD800 80-400mm f8 オート ISO400

2013年10月10日木曜日

野に遊ぶ

小型犬が警戒する様にこちらを観ています。陽が傾いて辺りは黄昏色に染まっています。首輪が
在るので飼い犬なのでしょう。ひょっとして、脱走して来たのかも知れません。こんな野原を自由に
走り回れるのは、田舎ならではの事。飼い主は心配してるかも知れませんが……。

コンタックスN1 24-85mm f8 オート フジクロームベルビア

2013年10月9日水曜日

北岳

左の岩尾根は北岳頂上部の岩塊です。ここまで来ると遠くに見えていた北岳の頂上も指呼の間
と言いたいところですが、まだ二時間近くかかります。右側の尾根がくぼんだ所には、北岳肩の
小屋の屋根が僅かに覗いています。北岳に一番近い山小屋です。道には下って来る登山者が
一人。先日、テレビでこの写真とほぼ同じ場面が放映されていました。何もかも懐かしい……。
再び登るために体を鍛えている今日この頃です。

コンタックスRTSⅢ 180mm f11 オート フジクロームベルビア

2013年10月8日火曜日

秋桜

今年もコスモスの花が咲いているのを至る所で見掛けました。特に濃いピンクの花が目を惹きます。
この場所ではすぐそばに蕎麦の畑が有り、その向こうには小川が流れていました。せせらぎの音を
聞きながら、遠い昔を思い起こしていました。

ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO400

2013年10月7日月曜日

木漏れ日

神社の古びた板戸に楓の葉が影を落としていました。阿位八幡宮の祭りの喧騒の中、ここだけが
切り離された様に、不思議な静寂が支配しているように感じました。緑色の蛾は貼りついたように
身じろぎもしません。影が少しづつ移動していくのを感じていました。

ニコンD800 24-120mm f5.6 オート ISO400

2013年10月6日日曜日

山深く

吾妻山から高野町方向の遠望です。山に抱かれるようにわずかに開けた耕作地の、向こうには幾重
にも山塊が連なっています。つくづく、日本は山の国だと実感します。おかげで豊かな水資源に恵まれ
ているのですが……。私は幾重にも連なる山の風景を見ると、なぜかホッとしてしまいます。

ニコンD800 80-400mm f11 オート ISO400

2013年10月5日土曜日

再びキセルアザミ

今度は青空をバックに下から撮りました。この優しい魅力的な色は、日本古来の伝統の色で言うと
ころの「撫子色」によく似ています。「撫子色」は紫色が加わった薄紅色で、河原撫子(大和撫子)の
花の色ですが、キセルアザミの色は吾妻山の野辺の色を象徴している様な気がしました。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO200

2013年10月4日金曜日

ヤマラッキョウ

ヤマラッキョウの花の色が、高く澄んだ青空と秋の薄絹の様な雲に映えています。今日の吾妻山
は最高の天気に恵まれました。秋の花たちはピークを過ぎて、最後の輝きを見せています。草原
はまもなく枯色になり、紅葉の秋へと移ります。

ニコンD800 24-120mm f16 オート ISO400

2013年10月3日木曜日

キセルアザミ

何種類もある秋薊ですが、吾妻山ではキセルアザミが目立ちます。花の盛りは少し過ぎている
様ですが、淡い紫色が印象的で、余り期待をせずに訪れた私には、想わぬ出会いでした。別名
をマアザミ、若い葉を食用にする事から真の薊「マアザミ」となったようです。湿地を好みます。

ニコンD800 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO400



2013年10月2日水曜日

阿位八幡宮押輿祭り

仁多郡奥出雲町上阿井、阿位八幡宮の押輿(おしこう)祭りです。投げ落された150㎏の神輿を、
上と下に別れた男衆が奪い合って、その年の五穀豊穣を祈願する。何とも勇壮なお祭りです。老い
も若きも真剣に遊ぶ姿はとても感動的です。800年の歴史が有るそうです。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO800


2013年10月1日火曜日

梅鉢草

吾妻山で梅鉢草の群落に出合いました。久し振りの出会いです。家紋の梅鉢形に似ている所
から付いた名前です。秋の枯れかかった草藪に、咲き残っている姿はいじらしく、気高さも感じ
ます。日当たりのよい斜面を好む花です。

ニコンD800 24-120mm f4 オート ISO100