2018年9月30日日曜日

山羊

もくもくと草を食む山羊、朝陽が顔を出して、ようやく周りの情景が見えてきました。
耕作はしばらくされていないのでしょう、荒れ地の草取りは山羊の仕事。よく見ると
小屋には白い犬が一頭、こちらを見ています。

ニコンF6 24-120㎜ f11 オート フジクロームベルビア

2018年9月29日土曜日

薄暗い道の向かう先に鳥居と共に、ぽっかりと明るさが現れました。どんな世界が
開けるのか、期待にわくわくする瞬間です。

ニコンF6 24-120㎜ f11 オート フジクロームベルビア


2018年9月28日金曜日

松虫草

山の上ではマツムシソウの花も盛りを過ぎて、殆んど散ってしまいました。今は中秋、
そろそろ虫たちが巣ごもりの支度を始める頃です。

ニコンD700 マイクロ105mm f4 オート ISO800

2018年9月27日木曜日

彼岸花

朝日が顔を見せました。乗り捨てられたのか、道端に置き去られた自転車の
車輪に、隠れるように一叢の彼岸花。今日は天気がよさそうです。

コンタックスRTSⅢ 25㎜ f16 オート フジクロームベルビア 

2018年9月26日水曜日

山上

親子が語らい、一人歩きの女性が通りがかる。遠くには連なる山並みの稜線が山の
深さを物語る。山はそこに在る。

ニコンF6 24-120㎜ f11 オート フジクロームベルビア

2018年9月25日火曜日

ガガブタ

ミツガシワによく似ていますが、これもミツガシワではなく、ガガブタという無粋な名前
が付いています。ミツガシワの名の由来は、3枚の小葉が柏の葉に似ている所から来てい
ます。風情はガガブタの方が好きです。

ニコンD810 マイクロ105mm f4 オート ISO200

2018年9月24日月曜日

係船

大橋川の朝です。係留された船は朝の陽光を受けて淡く輝いています。
今日はどんな物語が紡がれるのでしょうか。

コンタックスRTSⅢ 25mm f8 オート フジクロームベルビア

2018年9月23日日曜日

内海の長閑な浜の風景です。中天の陽射しが海面を煌めかせ、まるで銀の砂を撒いた
様に風の軌跡を刻みます。腰の曲がった老爺はバケツを手に何をしていたのでしょう。

ニコンF6 24-120㎜ f16 オート フジクロームベルビア 

2018年9月22日土曜日

ペリカン

フォーゲルパークのペリカンです。フォーゲルパークには長いこと、ご無沙汰しています。
こうした施設は野生動物の自由を奪うとか、色々批判されますがその反面、種の保存の観点
から期待されている面もあります。

ニコンF6 80-400㎜ f5.6 オート フジクロームベルビア

2018年9月21日金曜日

廃車

野に捨てられ朽ちて行くばかりの存在、そこに花を咲かせる彼岸花。晴れていた空は、
僅かに青い色を残すだけです。

ニコンF6 24-120㎜ f11 オート フジクロームベルビア

2018年9月20日木曜日

斜陽

グラウンドに注ぐ陽の光は、影を長く引いて斜陽の風景を作り出しています。懸命に
走る若者たちが大地に描く光景です。

ニコンF6 80-400㎜ f5.6 オート フジクロームベルビア

2018年9月19日水曜日

蝶は平安時代「死者の魂がこの世に甦った姿」とされ、嫌われていましたが、舞う姿は
優雅で美しく郷愁を感じさせます。平安時代の感覚は今では理解できません。

ニコンF6 80-400㎜ f5.6 オート フジクロームベルビア

2018年9月18日火曜日

コウホネ

コウホネと言えば思い出すのは尾瀬ですが、赤名湿原では嫌われているのか大量のコウホネ
が抜かれています。せら夢公園では大切に育てられています。

ニコンD810 80-400㎜ f5.6 オート ISO200

2018年9月17日月曜日

語らい

陽もだいぶん傾いて、それでも夕暮れには早い時間です。沖には漁の帰りらしい船が、
煌めきの中に浮かび上がっています。

コンタックスRTSⅢ 35mm f16 オート フジクロームベルビア

2018年9月16日日曜日

尾根歩き

山歩きの楽しみの一つは、視界の開けた尾根を、心地良い風に吹かれながら散策する
事です。これで道の所々に花が咲いていれば、他に望むものはありません。

コンタックスN1 24-85mm f8 オート フジクロームベルビア

2018年9月15日土曜日

大山 剣ヶ峰

誰でもが自由に行けた頃の、大山の最高峰である剣ヶ峰(1729m)の、銘板と東に延びる
縦走路です。今でも登ることは出来ますが石が締まる時期に限られます。

コンタックスRTSⅢ 25mm f8 オート フジクロームベルビア

2018年9月14日金曜日

凝視

尾道で撮影しました。階段の途中でじっとこちらを見て、立ち止まる三毛猫の顔の
表情が心に残りました。

ニコンF6 24-120㎜ f8 オート フジクロームベルビア

2018年9月13日木曜日

一畑寺

一畑寺の千体仏です。いつの撮影であったのかは定かではありません。窓からの光が
三角状に、仏を浮き上がらせているのが印象的でした。

コンタックスRTSⅢ 25㎜ f16 オート フジクロームベルビア

2018年9月12日水曜日

草千里2

突然、陽射しが走りました。幻想的で時間が止まったように静かだった風景が、俄かに
活動を始めたような煌めきでした。

コンタックスRTSⅢ 180㎜ f2.8 オート フジクロームベルビア

2018年9月11日火曜日

草千里

阿蘇の草千里に牛が群れています。朝霧が濃くなったり薄くなったり、呼吸している
ようです。今から30年ぐらい前の風景です。

コンタックスRTSⅢ 180㎜ f2.8 オート フジクロームベルビア

2018年9月10日月曜日

フナムシ

海岸を歩いていると群れでチョロチョロしているのをよく見掛けます。近付くと素早く
岩かげに隠れてしまい、なかなか敏捷です。通常、水は嫌いますが短時間なら泳げます。
長いと溺れてしまいます。

ニコンD810 24-120㎜ f5.6 オート ISO200

2018年9月9日日曜日

シモツケソウ

シモツケソウは群落を造りますが、伊吹山では遅かったのかたったこれだけで、しかも
2輪しか咲いていませんでした。日本固有種だそうです。

ニコンD810 マイクロ105mm 開放 オート ISO800

2018年9月8日土曜日

不動明王

石造りとしては日本有数の大きさです。建立は慶応年間、枕木山の
鬼門を守っています。

ニコンD810 24-120㎜ f4 オート ISO800

2018年9月7日金曜日

稲荷神社

枕木山に在る稲荷の小さな社の扁額です。由来などの詳しいことは判らないのですが、開基は
約1200年前、戦国時代に衰退して明暦3年(1657)に松平直政によって再建され、現在に至っ
ているので、これもその当時のものかもしれません。

ニコンD810 24-120㎜ f4 オート ISO1600

2018年9月6日木曜日

ルリトラノオ

岐阜県揖斐川町と伊吹山山頂のみに自生している絶滅危惧種です。個体数は3000と言われて
います。クガイソウに似ていますがクガイソウの葉が輪生であるのに対し、対生です。

ニコンD810 マイクロ105mm f6.7 オート ISO800

2018年9月5日水曜日

シシウド

伊吹山は深い霧に包まれて、花々は水滴をまとって幻想的な美しさを見せています。
伊吹山の眺望は、元々期待していなかったので、この霧はありがたい。

ニコンD810 80-400㎜ f8 オート ISO200

2018年9月4日火曜日

弁慶の立石

長海神社を中心に、この辺りには古くより弁慶伝説があります。小さい頃に悪さが過ぎた
弁慶を母親の弁吉は、亀島(弁慶島(亀島は今よりずっと沖合にあったそうです))に流し
ます。後に亀島を脱出した弁慶は平田の鰐淵寺、福原の澄水寺、枕木山の華蔵寺で修行し
ます。この立石は華蔵寺で修行中の弁慶が、持ち運んだと伝えられています。

ニコンD810 24-120㎜ f4 オート ISO800

2018年9月3日月曜日

仁王阿形像(枕木山)

なかなか迫力のある仁王像です。運慶の作と伝えられていますが、真偽のほどは
定かではありません。

ニコンD810 24-120㎜ f5.6 オート ISO6400

2018年9月2日日曜日

サラシナショウマ

伊吹山に登りました。生憎の天候で霧の世界です。白い穂はサラシナショウマ、伊吹山は
群生で有名ですが、少し時期が過ぎたようです。

ニコンD810 24-120㎜ f8 オート ISO800

2018年9月1日土曜日

アサザ

せら夢公園で育成されているアサザです。花の雰囲気がミツガシワに似ているので、調べて
みたらやはりミツガシワ科でした。浮き草ですので波の荒い所では育たないそうです。

ニコンD810 マイクロ105mm2倍テレコン 開放 オート ISO200