春の言葉に「梅に鶯」があります。これは風景ではなく、それぞれが春を告げる取り
合わせの風情を象徴したものです。メジロは特に梅の蜜が好きで、梅が咲いたら必ず
と言っていいほど姿を見せます。対して、梅が咲く頃美しく囀り始める鶯は、警戒心
が強く人前に姿を見せる事はめったになく、花蜜もあまり好きではありません。和歌
などの世界では、風情が語られてきましたが、時代が下がるにつれてその素養が失わ
れていき、風情より風景として認識され始めたようです。
ニコンD850 80-400㎜ f5.6 オート ISO800
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