2013年4月2日火曜日

柳輝く

柳は古くから梅や桜に次ぐ春を代表する樹木として親しまれてきました。煙る様な芽吹きから新
緑へと、枝が若緑色に色づいていく様を観ていると、優婉という言葉が浮かんできます。「青柳」
はその色彩を称賛した呼称で、万葉の昔から用いられてきました。薄緑色の葉が陽射しに輝き
吹く風に春の優しさが感じられる川岸の向こうには、山桜の飾らない美しさがありました。

ニコンD800 24-120mm f8 オート ISO400

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