2012年5月15日火曜日

棚田

耕して天に至る。中国清朝の政治家が日本の棚田を形容して云った言葉だそうです。しかし、
本来は逆で、日本の棚田は耕して地に至る。と形容した方が正しい様です。日本は水資源の
豊かな国です。治水技術が発達していなかった古代、低地(扇状地)では、しばしば洪水に
襲われていました。その為に、洪水の心配のない高地に水田は作られました。そして、人口の
増加と治水技術の発達と共に低地へと伸びていったのです。美しい棚田は日本の原風景です。
手がかかって大変なのは重々承知していますが、創意と工夫で景観を維持していく事が色々な
意味で求めれています。里山と共に棚田は日本にとって大切な資源だと想います。


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