2011年12月26日月曜日

残り柿

写真を撮りにあちこち歩いていると、殆どの柿の木に誰にも収穫される事もなく枝も折れそう
なほど沢山の柿が残っているのをよく見掛けます。私たち写真を撮る者にとっては絶好の被
写体なのでとても有難いのですが、昔はどうだったのだろうかと考えてしまいます。


コンタックスAX 180mmF2.8 f4 オート フジクロームベルビア

1 件のコメント:

  1. 浜四津成信2012年2月6日 23:47

    岡敏文様
    人里を行くと確かに真冬というのに見事な残り柿をよく見かけます。奈良時代から昭和の時代まで柿は冬の保存食としてたいへん貴重なものであったと聞いています。(私は大好きです)最近では干し柿はあまり人気がないのか、あるいは手間がかかるために敬遠されるのかまったく見向きもされず熟して落ちるがままにされているようです。松尾芭蕉の『里古りて柿の木持たぬ家もなし』という句がありますが、以前は庭に柿の木を植栽する家が多かったものですが最近ではあまり見かけなくなりましたね。山里でも稲田の畔に残り柿をよく見ます。「昔は業者がトラックで一本買いに来たものだけど・・・」という話を聞いたことがあります。撮影者には格好のモチーフですがこのままでは近い将来柿の木も見られなくなってしまうかもしれませんね。
    天気予報を見ているとこの冬は松江市も雪の日が多いようですね。写真ステキですね。
     浜四津

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